豪徳寺の招き猫伝説
世田谷区豪徳寺2丁目24、東急世田谷線宮の坂駅付近
  • 今日は世田谷区の豪徳寺(ごうとくじ)に来たよ。
  • このお寺はさ、猫に願かけできるんだよ。
  • ねこ?
  • 招き猫にお願いごとをして、
  • 願いが叶ったら、返すの。
  • どこに?
  • ここだよ。
  • うわっ。
  • 招福堂の横は返納された猫だらけ。
  • ここまで猫おると…。
  • 植物みたいに生えてきたみたいだね。
  • 豪徳寺は招き猫の発祥地なんだって。
  • なんで豪徳寺に招き猫なん?
  • 1630年頃の江戸時代。
  • 大名、井伊直孝(いいなおたか)がここを通りがかった時に、
  • 突然、雨が降ってきたそーな。
  • 大木の下で雨宿りしていたら…、
  • お寺の門で手招きをする白猫が!
  • 私だったら罠だと思って近づかない。
  • 手招きする猫とかおったら、騙されてもええわ。
  • 白猫のほうに寄っていくと…、
  • 大木に雷が落ちて、危機一髪。
  • え、そういう展開あり?
  • 猫に救われたな。
  • お寺で雨宿りしながら和尚と仲良くなって、
  • 井伊直孝は多額の寄進をしたそーな。
  • 井伊直弼(いいなおすけ)って書いてあるよ。
  • 井伊直弼は井伊直孝の子孫なんだよ。
  • 井伊直弼って暗殺されとった?
  • 桜田門外の変だよ。
  • なんで殺されたん?
  • アメリカが江戸幕府に外交を迫ってた時、
  • 国内では反発の声が大きかったんだけどさ。
  • 朝廷や国民の声を無視して、
  • 井伊直弼がアメリカと通商条約を結んじゃったんだよ。
  • それが暗殺された原因?
  • 元々、弾圧が多い大老だったから、
  • 反発も大きかったらしいんだ。
  • 江戸時代って、絶対支配な恐怖政治なんやと思った。
  • 意外と幕府運営も大変なもんだね。
  • 江戸時代より、もっと昔の室町時代(1426年~)。
  • この豪徳寺にはお城があったらしいよ?
  • なんて城?
  • 世田谷城
  • そのまんまやな。
  • お城の持ち主は吉良(きら)氏
  • キラって名前可愛い。
  • 世田谷城に伝説とかないの?
  • 近くに世田谷城の出城、奥沢城があるんだけど、
  • そっちには鷺草伝説ってのがあるよ。
  • どうする?
  • その前に仕事しなきゃ。